レゴ再現モデル:「お寿司」の紹介
3日連続で食べ物シリーズをお届けするレゴブログ「アレゴレNEXT」。
今回は「お寿司」の紹介です。
この作品は、お台場で行われた、第二回のクリックブリックコンテストで入賞した作品で、
それ以来、僕の代表作となっております。
そのため、TV出演のたびに、たいていプロフィール素材として使われているので、
ご覧になった方もいるかと思います。
なので、本来であれば、この作品を一番最初に紹介するべきなのですが、
わざわざ今日にしたのは、意味があります。
その答えは、一番最後にするとして、まずはレゴの「お寿司」を紹介します!
簡単に作れるので、ぜひ組み方の参考にしてください。
お寿司の組み方
![お寿司上から](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160616-02.jpg)
お寿司の組み方は、簡単です。
わかりやすいように、上からの画像にしました。
この作品のポイントは、3つです。
まずは、横幅を3ポッチにしているところでしょうか。
4ポッチだと、部品調達は楽なのですが、ちょっと大きくてリアルさに欠けます。
2つめは、エビのしっぽは、わかりにくいですが、ミニフィグ用の足ひれです。
最近では、同じ部品セレクトをする人もいますね。
3つめは、巻物にタイヤを使ったことです。
プレートで頑張ったのですが、イマイチリアルにならなかったのですが、
タイヤを思いついた時は小躍りしましたね!
余談ですが、レゴ友のあずむさん的にはガリがポイント高かったようです。
でも、この作品を見る限り、この時点から特殊パーツ使いの道が始まってますね。
なお最後にお断りなのですが、10年以上前の作品なので、そこはご容赦を。
新規パーツならもっとリアルにできそうですが、まあ、これはこれで味かなと(笑)
今日寿司を紹介したワケ
実はこの作品が入賞したとき、
レゴモデルビルダーの直江さんからメッセージをいただきました。
大事にしまいすぎて見つからなかったのですが、
要約すると「見ていて食べたくなりました」とのコメントでした。
それまで、直江さんと僕とは、主人公とモブキャラくらいの関係でしたが、
この作品をきっかけに少しだけ近づくことができたと思います。
まあ、実際にお近づきになったのは、
拙著「ブロック玩具で遊ぼう!!」を献本してからですが、
僕の中での最初の一歩はここだったんじゃないかと思っています。
で、だからなんで今日そんな話になるのかというと、
本日、6月16日は、直江さんの命日なのです。
あれから、すでに3年が経ち、今ではすっかりレゴブロックを取り巻く環境も変わりました。
今では実力のある若人たちが群雄割拠し、
一緒にBFTたBFCをやった仲間たちは引退していきました。
自分自身も、昔に比べたら作品づくりをすることも少なくなり、
昨年のミリオフに顔を出したら「失礼ですがお名前は?」と呼ばれる始末です(苦笑)。
ですが、来年は元祖レゴランドが名古屋に上陸することですし、
今年から心機一転、再度レゴのクリエイターとして頑張っていこうと思います。
……と、そんな思いを込めて、この節目の日に「お寿司」を紹介することにしました。
空の上でワインのボトルを開けて、Shinob.姉さんに怒られている直江さん。
まだまだ、三井くんを筆頭にがんばっていますので、
もう少しさみしい思いをさせますが、ノンビリカラオケでもしててください。
最後に僕と直江さんのまともなツーショットで終わりにします。
![直江和由](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160616-03.jpg)