「シーフードレストラン(かにや)」の紹介
今回紹介するのは、レゴブロックで作ったオリジナルモデル、
「シーフードレストラン(かにや)」です。
本作は、今や伝説となったファンイベント「BRICK FAN TOWN」用につくった作品です。
そのため、基本は「カフェコーナー」から始まった、
「モジュールタウン仕様」でつくられています。
なお、レゴブログ「アレゴレNEXT」としては、
いつか「BRICK FAN TOWN」の記事を書きたいと思っていますので、お楽しみに。
屋号としている「かにや」は、私の敬愛する阿佐田哲也さんの、
小説「麻雀放浪記」に出てくる店の名前であると同時に、
シーフードレストランで提供している「かに」にもひっかけてあったりします。
それでは、「シーフードレストラン(かにや)」を紹介していきましょう。
「シーフードレストラン(かにや)」の制作ポイント(外観)
![シーフードレストラン2](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160629-01.jpg)
まずは、外観から。
シーフードレストランということで、
できるだけ清潔感と海のイメージがある建物にしようと思いました。
そこで、白とスカイブルーのパーツで色を構成してあります。
看板には、大きく「FOOD」の文字を入れ、カニやヒトデのパーツを配しています。
![シーフードレストラン3](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160629-02.jpg)
また、BFTのほかの建物群に負けないような個性をもたせるためと、
ヨーロッパ(ギリシャとか)の建物風に見せるため外階段をつけました。
階段の色味は、外壁と差別化するためにタンとスカイブルーにしています。
メニューはハリーポッターシリーズの商品に入っていたシールを流用しています。
シールはあまり使わない主義ですが、ここぞというときは使います。
でも、使いすぎると手抜き感があるので、そこは気をつけましょう!
![シーフードレストラン9](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160629-10.jpg)
あとは、屋上にも展望レストランを用意し、華やかなイメージにしています。
ちなみに、よく見ると左の男性が、右の女性にダイヤを渡そうとしている姿が見えます。
スタッフは、掃除をしているフリをして、見ないように気をつかってたりします。
![シーフードレストラン5](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160629-04.jpg)
路面は、特に別の人とパターンを併せてはいません。
ですので、ドアの前に独自のパターンをつくっています。
![シーフードレストラン4](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160629-03.jpg)
また、子供くらいの目線だと、中の様子が見えると思います。
こうして、のぞき込むとそこに世界があるって、凄くレゴっぽくて大好きなんです。
「シーフードレストラン(かにや)」の制作ポイント(内観)
![シーフードレストラン6](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160629-09.jpg)
続いては内観です。
イメージとしては、アメリカのダイナーっぽくもあります。
壁際のタイルパーツを駆使した机の処理が、個人的に気に入ってます。
先に外観を作ってしまったため、各窓からテーブルを配置するにはスペースが狭く、
入れ込むのにかなり苦労しました。
この店は、元々漁師の家系だったという設定から、壁には先祖伝来の銛が飾られています。
もう一つのサーフボード時計は、二代目オーナーの若かりし想い出です。
![シーフードレストラン7](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/06/img20160629-05.jpg)
シェフは、この店の二代目オーナーという設定。
冷蔵庫は、車のドアを二つ使って制作。
大型の調理ナイフなどは、クリップパーツで壁がけにしてあります。
棚には調味料入れなどが入ってます。
受け渡しのテーブルは、1×1タイルを交互に配置して、デザイン性を出してみました。
内観とは、少しことなりますが、
天井には空気循環のための大型の扇風機(?)がついてます。
以上で、シーフードレストラン「かにや」の紹介を終わります。
建物などの組み方の参考になれば幸いです。
モジュールタウンは、今でも新作が多数発売されているので、
何かひとつ買って組んでみると、おおよその組み方をマスターできると思います。
あとは、自分なりの工夫ですかね?
高いプレミア価格でカフェコーナーなど買うなら、
大量にクリエイターの家とか買ったほうがいいかもです。