「クラッシックスペース道」を始めよう
以前のポストにも書いたように、
私の所属するレゴユーザーグループ「サクラグ」では、
今年のJBFにクラッシックスペースをテーマに合作することなりました。
そこで、私も何か作らなければいけないわけですが、
自分がレゴブロックを始めたころには存在していないシリーズだったので、
ちょっとイメージがつかないところがあります。
でも「だからできません!」と言って、
適当にお茶を濁した作品を展示するなんてツマラナイ。
そこで、勉強しながらチャレンジしてみました!
今回のレゴブログ「アレゴレNEXT」では、
どのようなステップでクラッシックスペースの世界観を学んで、
制作作業に役立てたのかを紹介します。
組み方の参考になれば幸いです!
「ベニーの宇宙船ったら宇宙船!」でおさらい!
![ベニーの宇宙船](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/05/img20160516-01.jpg)
さきほど、クラッシックスペースは、すでにないシリーズとお話しましたが、
最近復刻というかリイマジネーションされたセットが販売されていました。
それは「ベニーの宇宙船ったら宇宙船!(70816)」で、
映画の公開に合わせてレゴ「ムービーシリーズ」の一環として発売されました。
色合いや形など、クラッシックスペースの世界観を残しながら、
現在のギミックや新型パーツなどを盛り込み、
子供から大人まで楽しめるセットになっています。
そこで一度組んで世界観を理解しようとしたのですが、
なんと「買ってなかった!(苦笑)」
いや〜1万円くらいで売られたのを見た気がするんですが、
リアル路線が好きなのでデザイン的にちょっと好みでないし、
多分、お小遣いが足りなかったんだと思うですが、これは失策でした。
そこで、レゴ友のエッジさん情報を頼りに、
新品箱潰れを定価レベルで購入……ちょっと痛い出費です。
早速組んでみると、色々とギミックがあって面白かったです。
特に艦載機(?)が両脇についていて、
「宇宙からのメッセージ」のリアベ号を思い出しました。
また、スラスターを引っ張ると翼が可動するのも楽しいです!
洋書「Lego Space: Building the Future」で学習
続いては「Lego Space: Building the Future」という、
クラッシックスペースの専門書(?)を購入して、
さらに世界観をみっちりとたたき込みます!
もちろん、ネットで画像検索して昔の商品画像を見る方法もありますが、
それだとまとめてみられないし、
自分が作りたいのは新規パーツを使ってリアル風にローカライズされたもの。
そうい意味では、この本は最適で、優秀な作品をたくさん見られました。
![サンプルモデル](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/05/img20160516-03.jpg)
嬉しいのはサンプル作品の、
インストラクションが掲載されていること。
でも、かなり細かいパーツが必要なので、
残念ながら作れる人は少ないかもしれません。
写真は、実際に載っていたサンプル。
「U.S.S.ディファイアント」号っぽいですね。
クラッシックスペースとは「灰」と「青」と「クリアイエロー」なり
学んだ結論としては「灰」と「青」と「クリアイエロー」で作れば、
クラッシックスペースらしくなる……ということです。
まあ、これについてはサクラグの「やも」さんをはじめとする
「クラッシックスペース制作委員会(適当)」の
メンバーに提唱されてましたので、わかっていたことではあります。
ですが、実際にやってみると、その使い方を理解できました。
まず、「灰」の使い方ですが、
これはボディの大半をこの色でまかなうとよさそうです。
単調になりそうではありますが意外とそうでもありませんでした。
もし、気になる人は、新灰と旧灰をまぜて使う手もあるかと思います。
そして「青」の使いかた。
これは、比較的表面上部に集中させます。
一度全部を灰で作って、
上から青でコーティングしていいくらいです。
ついでに尾翼系も青がよさげです。
最後は「クリアイエロー」。
これは、キャノピーとか窓とかですね。
![支援機](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/05/img20160516-04-300x225.jpg)
「ベニーの宇宙船ったら宇宙船!」にもついていた支援機っぽいやつを、
自分の作品にも使いたくて作ってみました。
まだブラッシュ中ですが、それっぽくなったかと思います。
![](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/05/pro.jpg)
そのほかの色はダメなの?
ほかの色を使ってはダメということはないと思います。
実際、「ベニーの宇宙船ったら宇宙船!」は、
かなりの色が入っていました。
また、「Lego Space: Building the Future」も、
本の後半は赤とか黒とか使われていました。
なので、好きに使っていいと思います。
たとえば「白」なんか、
キレイで宇宙っぽい感じがすると思います。
ですが、今回は「合作」ということもあり、
私自身は、完全にこの3色に絞って制作しました。
色を集めたりするのは大変なのですが、
以前BFC(ブリックファンキャッスル)の王都を作ったとき、
みんなで屋根は青、外装は白……という縛りで街を作りました。
最初は大変だなぁ……と思ったのですが、
完成したときの景観は素晴らしいものでした。
その時の経験から、無理をしてでも3色に合わせています。
……とはいえ、誰もがパーツがそろうわけではないので、
人に強要する気はありません。
特に、クリアイエローの入手は困難です。
私自身、ほとんど持っていませんでしたので、
「ベニーの宇宙船ったら宇宙船!」が貴い犠牲になりました(笑)
……ということで、参考になれば幸いです。
![](https://alegoremagazine.com/wp-content/uploads/2016/05/pro.jpg)
まずは、できる範囲でチャレンジしてみたはいかがでしょうか?