レゴブロックでオリジナルモデルを組むようになるためには、
パーツの整理整頓も重要な作業です。
そこで本日のレゴブログ「アレゴレNEXT」は、
私のパーツ整理方法を紹介します!
なお今回は整理方法、次回は収納方法と、全2回の予定となりますので、
次回も要チェックですよ!
なぜ整理整頓が必要なのか?
まずは「作業時間を短縮できる」があげられます。
使いたいパーツへのアクセスが早ければ実際の作業時間は短くて済みます。
使いたいパーツがどこにあるのか探している時間は無駄以外に何ものでもありません。
また、パーツが整理されていると思いがけず「使えるパーツが見つかる」こともあります。
「この色のこのパーツあるんだ」と、なんとなく持っていたパーツが、
作品の決め手になる……なんてこともあるかもしれませんよ。
また「持っているパーツの買いすぎ防止」にもなります。
整理していないと、「買っておかなきゃ」とブリリンに大量注文してしまうこともありますが、
整理されていれば大半は事前に気づきます(もちろんミスることもあります)
安くて大量消費する可能性のあるパーツならいいですが、
なかには一生使いきれない量のパーツを在庫にしてしまうこともあります。
そして「数の足りないパーツがわかる」のも重要です。
これから洋風のお城を組もうというのに新灰が全然なければ話にならないでしょうし、
ワニを作ろうというのに緑がなければ話になりません。
手持ちが少ないことがすぐにわかれば、
なるべく早く部品を発注し、作業にとりかかることができるのです。
このように、パーツの整理整頓は重要な要素なのです。
具体的な整理方法は?
まず、基本的なレゴブロックの仕分け方法は、以下の2パターンです。
- 色ごとにわける
- パーツの形ごとにわける
パーツの所有量にもよりますが、初心者であればこのどちらかで十分です。
たとえば、1であれば赤いパーツBOX、青いパーツBOXなど、とにかく色だけで分類します。
利点としては、再現モデルを作りたいときに、
手持ちのパーツで「何色にはどんなパーツがあるのか」……が一目でわかります。
また、2のパターンだけで仕分けると、
「自分の表現したい形にするのにどのパーツを使うか」を見つけやすいです。
このとき、色はチグハグになるかもしれませんが、
あとで欲しい色のパーツに交換すればいいのです。
ま、そのパーツのその色が存在していれば……ですが(笑)
で、中級者以上であれば、その両方をバランスよく仕分けに反映していけばいいでしょう。
私は、「パーツの形状」>「色」でわけています。
ですから、パーツの分量が少なければ全部の色が1つのケースに入ってますし、
パーツの分量が多くなれば、「白、新灰、青、その他」とか、
多い色だけ個別のケースに入っています。
もっとも、これはよく使うパーツに関してだけで、
おおぶりなパーツはデカイ衣装ケースに、
「飛行機関連」とか「動物」とかわけて突っ込んでいます。
つまり、上記の順でえば、
「カテゴリ」>「パーツの形状」>「色」
という順にプライオリティをつけて仕分けているということです。
パーツ整理の実例
本来、毎回セットを購入し作ってバラしたら、そのままパーツ箱へ行くのがベストです。
しかし、オリジナルモデルを組んでいると、あれじゃないこれじゃいとパーツを使いまくり、
完成するころには使わなかった未整理パーツの山が残ります。
こうなると、パーツの山からスムーズにパーツ箱に戻すことは難しいので、
一度仕分け用トレイにパーツのカテゴリごとに大まかにわけてから、
パーツ箱に仕分けしていくほうが早いです。
実は、今回JBF、福島のホテル、ワンフェスと、三連続で作品づくりをしたため、
まったくパーツの整理がされておらず、ジャンクパーツの山と化していました。
そこで、私が実際におこなった、パーツを整理するときの実例を写真で公開しましょう。
プレート仕分け例
まずはプレートの例です。
ここでは、「基本的なプレート」と、クリップとかついている「特殊プレート」と、
「丸プレート(系)」と、「ウエッジプレート(系)と、「パネル」にわけています。
このようにわけてから、大きめのトレーに1カテゴリをうつし、
パーツ箱とにらめっこしながら仕分けするのです。
ブロック仕分け例
次はブロックです。
ここでもプレート同様に、「基本的なブロック」と、穴とか形が違う「特殊ブロック」と、
「スロープ系ブロック」と、「カーブスロープ&アーチ系ブロック」と、
「丸ブロック」にわけています。
タイル仕分け例
つづいてはタイルです。
タイルは、「普通のタイル」と「プリントタイル」にわけています。
左側は別カテゴリで「建築系パーツ」です。
カテゴリ系仕分け例
つぎはカテゴリ系です。
上にあった「建築系パーツ」以外にもこでは「車系パーツ」「飛行機系パーツ」などがあり、
残りは「ホース」「細かい未分類」「その他おおぶりパーツ」など、
その時の気分でわけているものもあります。
この「細かい未分類」には「T字バー」や「蛇口」などを入れていますが、
自分がよく使うパーツだから仕分けているだけで、
これが「秋長さちこさん」のように積分モデルメインの人なら分けなくていいかもです。
ミニフィグ関連パーツ系仕分け例
ミニフィグ関連のアイテムも、分類が大変なジャンルです。
今回はの例では「銃&弓」「盾&ボディーアーマー」「槍&刀系」「生き物」「そのほか」
に分けています。
ですが、「ヘルメット系」や「カツラ系」「食べ物」「キッチン」「工具や道具」など、
できるだけ細かいほうが本来は有効です。
たぶん、これはもう一回仕分けてから、パーツ箱に入れるかもしれません。
テクニック系仕分け例
最後はテクニック系です。
大まかに「コネクタや軸なども接続用パーツ」「リフトアームやギア」
「バイオニクル&ヒーローファクトリー系」という感じにしました。
このあたりは、私がテクニック系のビルダーでないので、数が少ないからできる仕分けです。
以上が、私のパーツ整理の方法です。
パーツの所有量にもよると思いますが、整理方法としては応用できるのではないかと思います。
次回「レゴブロック入門:効率的なパーツの収納方法教えます」では、収納方法についてご紹介したいと思います。