「レゴランド・ジャパン」1ST TO PLAYレポート

レゴランドメイン

レゴランド・ジャパン1ST TO PLAYに行ってきたよ!

ついに2017年4月1日より、レゴランド・ジャパンがオープン。
そこで、本日のレゴブログ「アレゴレNEXT」では、2017年3月18日(土)~3月21日(火)の期間グランドオープンに先駈けて行われた「1 ST TO PLAYプレビューデー!」を「今更」ですがレポート。
レゴファンであり、海外のレゴランドにも行ったことのある筆者の「辛い」目線で、ミニランドやアトラクション、ショップの品揃え、食事などを紹介します!
なお、現在はオープン後のオペレーションになっているため、本レポートとは内容の異なる部分がございます。

名古屋駅から入場まで

2017年3月18日は、待ちに待っていたレゴランド・ジャパンの「1 ST TO PLAYプレビューデー!」でした。
名前のとおり、グランドオープン前に「1番乗りして遊んじゃおう!」的な企画で、先行発売された「年間パスポート」の予約者向けの特典です。
実際は一番でも何でもないので「もう行かない!」などと言っていたのですが、目玉である「ミニランド」は初公開らしいということと、レゴ友たちと行けるという2つの理由で行くことにしました。

まずは、東京から名古屋まで新幹線で行き、レゴランド・ジャパンのある「金城ふ頭駅」までは、あおなみ線で向かいます。に到着できます。
途中駅からも乗車できますが、土日の「名古屋→金城ふ頭駅」のノンストップ便であれば17分でつきます。
運転は3月26日からの予定でしたが、臨時便として運行していたのでラッキーでした。
「金城ふ頭駅」にて、テレビチャンピオンに一緒に出演した佐々木君を含む、今回の参加メンバー6名が集結しレゴランドへ向かいます。途中、優しそうなおじさんに誘導され、少し盛りあがってきましたが、いつまで経っても到着しない長蛇の列に意気消沈です。

レゴランドスタッフ

なお、途中でみつけた看板によると、「レゴランド・ホテル」は2018年オープン予定になっていました。入り口近くでは、多数のマスコミが入場の風景を撮影しており、地元の期待度合いを目の当たりにします。

レゴランドホテル

ゲートでは、年間パスポート購入時のメールを見せるだけで入場できました。
このとき、ミニフィグの絵柄が入った入場券をくれましたが、実は年間パスポートは入場後に引き替えることになっているので、1日券のかわりなのかも知れません。

レゴランド入場

 

入場からミニランド見学

入場後、まずは「年間パスポート」を手に入れるため「整理券」を貰いに行きます。
すると「本日の整理券の配布は終了」とのことで、いきなりダウニー。
これが12時ごろならともかく「10時くらいで配布終了ってどういうことよ??」と思いつつ、気を撮り直して「ミニランド」へ!

レゴランドのミニランド

「ミニランド」は、通称「レゴランドスケール」といわれるサイズの人形に併せてつくったレゴブロックでできた世界です。
その本拠地に併せてつくられるので、レゴランド・ジャパンでは「日本」各地の名所が並んでいます。
ある意味「レゴランド」=「ミニランド」と言ってもよく、大人のレゴファンでも一日いても飽きないと思います。

レゴランドのミニランド2

ミニランドの紹介は、後日じっくりとしたいと思うのですが、大ショックを受けたのが「名古屋城の石垣がレゴブロックでできていない」ことです。
城の石垣をレゴブロックで再現しないなんて、レゴブロックに限界があるように感じさせますし、何より腕の見せ所を拒否しているように感じます。
なぜ、こんなことになるのか、責任者に説明してもらいたいものです。

レゴランドのミニランド石垣

ですが、ほかのミニランドの作品群はとても楽しめましたので、これだけでも来たかいがあります。
本当に一番のウリですから、ぜひ時間をかけてじっくりと見学することをオススメします。
なお、本当はいろいろ動かして遊ぶこともできるのですが、ほとんど「調整中」でした(涙)

ファクトリーツアーからpick a brickなどのショッピングへ!

ミニランドにいると出てこれなくなってしまうので、一度離脱してほかを見学することに。
まずは空いていたこともあり「レゴ®ファクトリーツアー」を見学。
ここでは、レゴブロックがどのようにしてつくられるのかを動画で見たり、工場のミニチュアで見ることができます。

レゴランドファクトリー

私は本社の工場も見たことがあるのですが、このミニチュア版だけでも一見の価値はあると思います。
ここも調整ができていないのか「音声がズレ」るレアな動画を見られました。
また、ツアーの最後には、おみやげのブロックを貰えます。
このブロックも「1 ST TO PLAYプレビューデー!」限定の「プリントなし」バージョン。
本当は、レゴランドらしいプリントが入るのですが、間に合わなかったようです。
まあ、くれただけでも感謝しておきましょう。

レゴランドファクトリー2

そして、ツアーの出口は、待ち構えたように「pick a brick」の店内になるワナが。
購入すると荷物になるので、あえて避けていたのに、こんなところでハメられるとは……。
知らない方に説明すると、「pick a brick」はレゴブロックをパーツ単位で変えるシステムで、方式はグラムで値段が決まる方法と、カップにつめるだけつめていい方法があります。
レゴランド・ジャパンは、カップの蓋が閉まるまで入れていい方式で、小さいカップ(約2000円)と大きいカップ(約3000円)があります。
せっかくなので大を2カップぶん買いました。

レゴランドPAB

もっといいパーツがあれば、3カップでも4カップでもいいのですが、品揃えは運次第なのです。
つまり、なぜ年間パスポートを買ったかというと、次回名古屋に来ることがあれば、「pick a brick」だけでもやりにきたいわけです。
なお、初めてやる人にアドバイスとしては、下に小物を入れること、そして最後にも小物を入れて「振る」ことです。
これにより、最後の小物は下に落ちていきます。
どうしてもカップが閉まらないときは、あきらめて部品を戻しましょう。
そして、支払いをしようとして、年パス(を持っているけど貰えてない)割引を受けようとすると、「ショップの割引はしていません」とのこと。
「それは1 ST TO PLAYだけですか?」と聞くと「違う」とのことでした。
年パス=ショップ10%引きという気がしていたので、別のスタッフに聞くと「それは記載ミスなので、申し訳ありませんがショップ10%引きはありません」とのことです。
レゴランドディスカバリーなどでも10%引きなので、そのデータをミスって記載したのかは知りませんが、逆に年パスの特典になぜないのか不思議です。
いや、金の亡者という意味では理解できますが……。

次に入った「ミニフィギアマーケット」でも「3体1セット」を1つ購入しただけで終了です。
ミニフィギアマーケットの仕組みとしては、ほしいミニフィグの頭、身体、脚の1セットに、カツラ、道具を自由につけられます。
髭なんかも「道具」としてカウントされます。
今回は、面白い髪の毛や船長の帽子など、ヘッドギアにいいものがありました。
また、スタバっぽいコーヒーカップも道具としては美味しいパーツです。
ですが全部で1500円くらいなので、1体500円と考えるとちょっと残念ですね。
10%引きなら、6体くらい買ってもよかったんですが。

レゴランドミニフィグ

 

食事やショーを楽しむ!

とりあえず店を出て、腹ごしらえすることに。
途中映画「LEGOムービー」のエメットくんがいたので記念撮影をしてもらいました。
こういうパーク内だと、少し子供にもどった気分(いつもだろ!)で楽しめますね。
「LEGOムービー」は、レゴブロックを題材としたCGの映画ですが、まるでストップモーションアニメのようにブロックの素材感が出ていて、とてもステキな映画……いや「すべてがサイコー」の映画です。
字幕版、吹き替え版ともに楽しめるので、両方見たほうがいいですよ〜。

レゴランドエメット

食事は、外に出る時間もないということで「チキンダイナー」へ。
そう、後にSNSで炎上しまくることになる、あの店に行くことになったのです。
入ってみると、チキンバーガー+ポテト+ドリンクで1350円(だったかな?)。
年パスがあるので、割引されるので1200円くらいのイメージでした。

レゴランドバーガー

ファストフードで1200円は高いけど、まあアミューズメント施設なら仕方ないレベル……そう、実物がくるまではそう思っていました。
で、実物がきます。
見た目は、SNSの炎上写真と違って普通に見えると思います。
……がしかし実物はコレです!

レゴランドバーガー現実
そう僕の顔が大きいのではなく「キッズバーガーかよ!」ってくらい小さいのです。
味がマズいのは、自分の舌が肥えている可能性があるので諦めるとしても、これはひどいと思います。
はっきり言います……「チキンダイナー」はやめておけ!
あとでわかったことですが、2000円でパスタのブッフェもあるようなので、コチラがオススメかもしれません。
次回、チャレンジしてきます!

そんな感じでみんなで落ち込みながら食事をしていると「NINJAGO® LIVE」の時間が来ました。
ここでは「ニンジャゴー」の世界観をベースにしたオリジナルストーリーを、プロジェクションマッピングとパペット操作で見せてくれます。
子供向けの内容ではありますが、私は「ニンジャゴー」を見ていたのでなかなか面白かったです。

レゴランドニンジャゴー

でも、同行者の中には寝ていた人もいるので、大人は厳しいかも。
なお、アトラクションの前には、ニャー&ロイドと一緒に記念撮影する場所がありますので、「ニンジャゴー」ファンはお見逃しなく!

レゴランドニンジャゴー2

 

園内を散策

その後は、園内を自由に散策。
本当は、オブザベーション・タワーに上ろうと思ったのですが、それなりの列ができていたので断念しました。
園内はレゴ製品のシリーズとリンクしたエリアに分かれており、そこかしこにそのテーマにあった積分モデルが飾られていたり、実際に乗れるアトラクションがあったりします。

レゴランド積分モデル

どんなエリアがあるかというと、海賊がテーマの「パイレーツ・ショア」、お城シリーズが舞台の「ナイトキングダム」、街シリーズがベースの「レゴ・シティ」、最近はあまり出てない冒険がテーマの「アドベンチャー」があります。
ただし、アトラクションの大半は子供向けですので、大人が一人で乗ると違和感ありまくりであることは覚悟しましょう。
私は、デンマークのレゴランドでアトラクションに乗ったのですが、大半は同じものだった気がします。
そこで、友人たちと、積分モデルを見たり、記念写真を撮ったりして遊びました。
なお、実際に乗れる展示物には、レゴ製品と同じカタチだけれども、ブロックでつくられていないものがあります。
記念写真としてオススメなものには、以下のようなものがあります。
ちなみに途中の写真で被っているのは、ミニゲームでの「残念賞」です。
園内のあちこちにミニゲーム(500円)があり、成功すると微妙なぬいぐるみが貰えるのですが、失敗すると紙製のオリジナル帽子が貰えます。

レゴランドサメ
「サメ」は、頭を突っ込めるので、食われたポーズなどいかがでしょう?
レゴランドフレンズ
「フレンズ」の女の子たちとは、モテ期が来たような写真を撮れます。
決して「キャバクラ」などとは思ってはいけません。
ちなみに、女の子の場合小顔に写るのでお得です!
レゴランド白バイ
「白バイ」。パトカーなら犯罪を犯せば乗れますが、なかなか白バイには乗れないのでいいチャンスです。
せっかくなので、佐々木君と二人乗りしてみました。
レゴランド牢屋
「牢屋」。「パイレーツ・ショア」の牢屋も、まるでセットさながらのつくりです。
とらわれた状態になれるので、一目を気にせず、ぜひチャンレンジしてください。

ムービーとオヤツ

疲れてきたら、ぜひ見てほしいのが「パレスシネマ」で見るムービーです。

レゴランドパレスシネマ

パレスシネマ」は、レゴ社から発売されていた映画館のセットです。
まだ、それほどプレ値もついていないので、持っていない方にはオススメです。
私が見たのは「レゴ・ムービー」の続編的な内容で、とても面白かったですよ。
レゴランドは、たくさんのムービーコンテンツを持っているので、ほかの上映もあるんじゃないかと思います。
レゴファンとしては、商品で存在した映画館でムービーを見られる幸せを享受してください。

続いて向かったのは、レゴブロックのカタチをしたフライドポテトを売る店で、こちらも記念に食べておきたい商品でした。

レゴランドポテト

閉園が近い時間のせいか、列は短くなっており、日中買いにいくよりもスムーズかもしれません。
……んが、なんというか「美味しくありませんでした」。
というか、マズい以前に機械油のような匂いがして、全部食べられずに捨てました。
マクドナルドでは絶対に「L」を頼み、居酒屋のメニューにあれば必ず注文し、家でもわざわざつくるくらいフライドポテトが大好きな僕が、しかも昼飯が少なくてお腹の減っていた僕が捨てたのですから、その危険度は察してください。
途中までケチャップで味をごまかしたのですが、それでも半分でアウトでした。
一緒にいた佐々木君もアウトだったので、僕だけじゃないはずです。
前述しましたが、油の匂いが絶対におかしくて、成型の機械油を落とさないフライパンで料理された味と似ている気がします。
とりあえず、オープン後に使いこまれれば味も安定するかもしれないので、当分は様子を見たいところです。
みなさんも、もし頼むなら「小さいサイズ」からスタートしたほうが無難だと思います。

The Big Shopでショッピング

ひと通りみたあとは「サブマリン・アドベンチャー」で締めたかったのですが、行列ができていたので断念。
一度ミニランドに戻り、じっくりと楽しみました。
そこで、気づいたことなんですが、「俺あんまり疲れてなくね??」。
ネズミ王国とかに行くと、広大な敷地を歩いているせいかかなり脚が疲れるものなんですが、レゴランドでは、ほとんど疲れません。
実は、敷地自体はネズミ王国の1/5くらいしかないようです。
入場料はほとんど変わらないのだから、もっと楽しみたいところですが、子供向け施設という意味では順当な敷地面積かもしれません。
まあ、そう考えると値段が法外なんですケドね(苦笑)

とりあえず、最後はとっておきの「The Big Shop」でのお買い物です。
アジア最大という触れ込みのレゴショップですが、本当にそうかはマレーシアのレゴランドを見てないのでわかりません。

レゴランドみやげ

とりあえず、画像のような商品をチョイスして購入しました。
どれもレゴランド限定というわけではありませんが、レゴストアやクリックブリック限定商品なのでオススメのセットです。
本当は、ロンドンバスのセットが限定で売っていたようなのですが、「1 ST TO PLAY」以前に訪れた客が買ってしまったようで、すでに売り切れでした(涙)
現在は、在庫が復活しているようなので、次回買いたいですね。

レゴランドはオススメか?

ということで、長々と「1 ST TO PLAY」の感想を書きましたが、これから行く人にレゴランドがオススメかというと、「子供」にはオススメ、「大人」ならレゴが好きならオススメです。
ただし、これも一般の人なら「一度」という条件付きかもしれません。
地元ならいざ知らず、地方から何度も赴くにはちょっと魅力不足なところはありそうです。
入場料をネズミ王国やUSJと同じくらい取るのであれば、それなりの努力が必要だと思います。
世界的に人気のレゴだから大丈夫……とか過信せずに、ちゃんと企画運営していってほしいですね。
なお、余談ですが、年間パスポートを持っていても当日再入場できないという噂がありましたが、それは東京と大阪にある「レゴランド・ディスカバリー」のことで、名古屋のレゴランドでは大丈夫だと思われます。
一応規約を見たのですが、そのようなことは書いてなかったので。
とはいえ、レゴランドの周囲には「高い」けど「美味しい」店が多いですから、園内の売り上げを増やすために変更になったりするかもですけどね。

レゴランド(マーリン社)に考えてほしいこと

冒頭でお話したように、「1 ST TO PLAYプレビューデー!」は、グランドオープン前に遊べる「年間パスポート」の予約者向けの特典でした。
しかし、実際のところこの日よりも前に「招待客」が多数現地入りしており、SNSなどで「行ってきました!」レポートがアップされ、正直なところ「凄くイヤな気分」でした。
もちろん、事前にマスコミや芸能人を呼ぶというならわかりますが、工事関係者などにバラ巻きされていたようです。
もちろん、オペレーションのテストという意味もあるでしょうから「やるな」とは言いませんが、せめてSNSなどで拡散させるのは禁止にすべきなのではないでしょうか?
舞台などでも「ゲネプロ」で公演前にマスコミを含む招待客を入れることはあります。
しかし、情報統制はキチンとしています。
SNSの拡散は「宣伝」にはなるでしょうが、わざわざオープンの1年前に年間パスポートを買ったのは「誰もよりも先に見たい」からなのですから、2万円弱を支払った「顧客」がどう思うかを考えてほしいと思います。
なお「実は勝手にアップされただけ」という事実があると言いがかりになりますが、レゴランド・ディスカバリーのスタッフが意気揚々とSNSにアップしていたので、そのような対策はしていないと思われます。
多少のオペレーションの不備は仕方ないです。
でも、まずは「サービス業」であることや「ユーザーファースト」を意識していただけたらと思います。
もちろん、自社の方針と違うというのはあるでしょう。
ですが、このまま行けば、待っているのはグランドクローズではないでしょうか。
せめて、リニアが走るまで開業していくためにも、色々改善していただけることを心から期待します。

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