2016市電フェスティバルの紹介
本日のレゴブログ「アレゴレNEXT」は、
「2016市電フェスティバル」で設置されたレゴブースの紹介です!
「2016市電フェスティバル」とは、
北海道札幌市の交通局が毎年行っているイベントで、
鉄道ファンはもちろん、一般市民との交流も視野に入れたイベントです。
会場となるのは、札幌市交通局の事業所や隣接グラウンドです。
事業所は車庫も併設されているので、
旧式から新型までさまざまな市電を見ることができます。
今回のイベントは、このイベントのために結成された「SSLBC」チームが、
レゴブースに札幌市のジオラマを設置しました。
チームには、私が所属しているサクラグメンバーも多く在籍しております。
私も現地入りし、お手伝いしてきましたので、
今回は「2016市電フェスティバル」レゴブースの現地レポートを紹介します。
現場では見られたなかった画像を含め、
北海道でトップレベルのレゴファンが集結したジオラマモデルを堪能ください!
面白いレゴブロックの組み方なんかが見つかるかもしれませんよ!
2016市電フェスティバル設置編
設置は、朝8時から現地である札幌市交通局事業所の敷地で行いました。
私は地理感がないので、北海道在住の隼くんに途中駅まで向かいにきてもらい、
市電にて現地を目指しました。
現地に着くと、テントとテーブルはあるもののメンバーはまだ揃っておらず、
最初に設置するベースプレートもなかったため、
ちょっとだけ事業所内をブラつき記念写真を撮ってました。
今回は、この市電のようなモデルを含む、北海道(札幌)の街を再現しています。
ある程度メンバーも材料も揃ったので、設置を開始します。
今回は長机を並べていたのですが、多少段差ができました。
そこで、机の上に床マットのようなを敷き、段差を吸収させています。
これは、北海道メンバーのアイデアですが、ぜひ参考にしたいと思いました。
ベースを準備した後は、各モデルの設置とベースプレートの装飾です。
各モデルは、郵送したものを札幌メンバーが修復してくれていたのでスムーズでした。
私のモデルは現地に自分で持ち込んだので損壊していませんでしたが、
ステッカーを貼る作業が残っていたので、それを終わらせます。
また、北海道庁旧本庁舎(通称:赤れんが庁舎)だけは、
巨大な作品のため分割して持ち運んでおり、現地での修復になります。
そこで、本庁舎修復中は、ベースプレートにタイルパーツで装飾しながら、
イベント開始を待ちます。
2016市電フェスティバル設置編
なんとか、ギリギリイベント開始時間に設置が完了してホッとしたのもつかの間、
多数の観客が観に来てくれました!
どのモデルも大変人気ですが、特に本庁舎に関しては「買いたい!」との声もありました。
残念ながらパーツ代には届かない額でしたが、こう言われるのは嬉しいですよね!
また、子供たちも動く市電のモデルに大夢中で、いろいろ質問をしてきます。
私もいくつか質問されたのですが、
マニアックな市電についての質問は答えられませんでした(笑)
いずれいせよ、新旧織り交ぜたレゴブロックでつくった市電モデルは、
子供から大人まで大人気でしたね。
幸い、直接触って壊す子供もおらず、なんとか無事にイベントは終了しました。
なお、画像は合成写真のように見えますが、
お客様の顔を写らないようにしているだけですので(笑)
なお、今回はイベントの集客人数をカウントしていたのですが、
なんと1000に以上の方がのぞきにきてくれました!
ちなみに、通りすがりはカウントしておりませんので、
これは、かなりの大成功と言えるのではないでしょうか!
2016市電フェスティバルモデル編
続いては、設置モデルの紹介です。
本来であれば全モデルを紹介したいところなんですが、
実は台風10号の影響で北海道の鉄道が一部運休していたため、
前日に函館から札幌までレンタカーを飛ばして来ており、
かなりダウン気味でちゃんと撮影できてませんでした……スミマセン。
ということで、一部ですが紹介しますね!
ジオラマ半景
まずは、街の全景です。
こうしてみるとBFT(ブリックファンタウン)を思いだしますねぇ。
今回のモデルでは、鉄道だけでなく観覧車も動いており、
見学者の注目を集めていました。
いつも思うのですが「動く」と「デカイ」は、展示における「絶対正義」な気がします(笑)
また、自動車も多数持ち込まれていたのも、
あまりスカスカ感がなくてよかった気がします。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
そして、「本庁舎」。
設置経過を見ていたのですが、多分に面白い組み方がされていました。
上部のほうは、以外と接続されておらず、乗っているところも多いんですよ〜。
また、手前には今回作られた市電モデルなども多数展示されています。
セイコーマート内部
このブログだけの特別掲載!
展示されていた北海道のコンビニ「セイコーマート」モデルの内部です。
「ここまでやるか!」というほど、作り込まれていますね。
市電駅
市電フェスなので駅もちゃんと作られています。
子供たちからは「動いる電車は駅に停まらないの?」と言われて困りましたが、
自動停止システムってやっぱり難しいのかなー。
札幌時計台
札幌といえば、「時計台」ですよね。
なんでも本物は周囲を木に覆われて、かなりガッカリ感があるんだとか。
今回の配置も、そのガッカリ感を演出するために、かなり奥まったところにあります。
ちなみに、手前のピンクの建物は幼稚園です。
壁の装飾が見事なんですよ!
ヴィクトリアステーション
札幌にあるハンバーグチェーン「ヴィクトリアステーション」。
どうやらビックボーイ系列のようです。
なんかスイスっぽい建物ですね。
よく見えないかもしれませんが、屋根がポチスロで構成されているのが凄いです。
余談ですが、手前にある電柱もかなりリアルに作られており、
フォーマットを決めてみんなで大量生産しております。
喫茶「声」
私が制作したのは、札幌で有名だった「声」という喫茶店です。
最初は「ラーメン屋」でもと思ったのですが、リクエストがあったので制作しました。
すでに閉店した店なので資料がないのが厳しく、
あっても雪に埋もれてたりして全体像がわからない部分も多かったです。
お気づきかと思いますが、今回は見る人優先でステッカーを貼っています。
やはり「どこかで見たな?」と思っても、すでに過去の名店ですから思い出さない人もいます。
そこで、SSLBCのリーダーから「ぜひ」とのことで対応しました。
自分は、自分のモデルには自作ステッカーは貼らないタイプですが、
イベントなどでは「お客様」の「視点」を優先させるのが一番です。
以前「ゲームショウ」でつくったモデルも、ステッカーを貼っている場所があるんですよ。
モデルの詳細説明は、また後日本ブログで公開予定です。
電話ボックス
小物で気になったのはコレ。
今ではあまりみかけませんが、あるとなんだかホッとしますよね。
中が面白い組み方をしているのですが、写真だとわからないのが残念です。
おわりに
SSLBCチームによるジオラマ展示、いかがだったでしょうか?
当日設置、当日撤収ということで、かなりバタバタしていましたが、
かなり見応えがあったのではないかと思っております。
以前もお話したように、
できればファンがレゴブロックで作った街の常設展示をしたいと思っておりますので、
これからも楽しみにしてください。
なお、画像はマエストロ藤田による、サクラグのネームボードです。
かなり細かいところまで作り込まれていて「さすが」のデキ」ですね。
最初は後ろのほうに置いていたのですが、
途中から看板広告のようにジオラマに設置していました。
今後も使っていきたいのですが、郵送にたえられないとこのことで、
見られるのは札幌でのイベントオンリーになるかと思います。