3年目だからJBF2017に本気で出展してみたよレポート

JBF2017メイン画像

2017年のJapan Brickfestに出展してきました

溜まった仕事が片付いたので「レゴランドでエンジョイするぜ!」と思って名古屋に来たら、休園日だったのでコメダ珈琲で泣きながらブログ更新です。
さて、今回のレゴブログ「アレゴレNEXT」ではJBF2017の出展レポートをお届けします。
これまでの2年間は、さまざまな理由で滞在も短いためグループ展示のみの「見学」レベルの参加でした。
しかし、今回は2日間+準備日1日の3日間フルに参加ですし、グループ展示+個人ブース+フリマスペースというてんこ盛り!
ガッツリと参加してみて感じた、良いところと悪いところなどオススメポイントを紹介していきます。
来年のJBFを「どんなカタチで」参加するかの指針になれば幸いです。

参加者の全体的なタイムスケジュール

準備日:
到着したら、受付で首から提げるネームプレートを貰ったり、パーティー代を支払います。
また、この時今回は参加賞として「JBF2017」の名前入りレゴブロックを貰えました。
前の2回は自腹で購入したので、タダでいただけるのは嬉しかったのですが、デザインが変わったのがA型の自分としては気になるところです(笑)
ネームプレートは、ただの紙なので、首から提げるホルダーが必要です。
僕はレゴランドで購入したホルダーを使いましたが、100均でもいいので何か用意しておきましょう。

レゴネームプレート会場がオープンしたら、シートの設置や机出しを手伝いつつ、レゴの作品を並べます。
事前に郵送したものがあれば、受け取っておきましょう。
展示準備が終わったら自由解散です。
一応参加者しかいないことを前提に、展示物や物販物を置いていくことになります。
ですが、ある程度は自己管理はしておきましょう。
翌日も朝から展示準備はできるので、あまり荷物がなければ初日からの参加でも大丈夫だと思います。

1日目:
朝ビルダーミーティングがあります。
ミーティング前は人がまばらなので、背景に人が写り込まない写真を撮りやすいのが嬉しいですね!
これは参加者ならではの特典かもしれません。
お客さんが入ると、いよいよスタートです。
ですが、気づいたら客が入っていたって感じなのが正直なところです。
このあと、さまざまなトークショーやワークショップなども開催されていますが、ブース出していると見られません。
ランチは適当なタイミングでとります。
今回は近場にケバブの店があったので、それを買い食いしました。
夕方になると、パーティー前にレゴ社のディスカッションのようなものに招待されていました。
一応、翻訳はしてもらえますが、基本英語ベースの進行です。
日本にいながらアウェー感いっぱいです(笑)
そして、パーティへと続きます(詳しい内容は後述)。
そのあとゲームタイムも別にありました。
もし、期間中1日しか参加できないなら、初日のみ参加することをオススメします。

JBFランチ

2日目:
最終日も朝からビルダーミーティングです。
記念写真なども撮りました。
そして、2日目もトークショーやワークショップなども開催されていたようです。
レゴのストップモーションアニメのコンテストなんかもあったはずです。
一日展示が終わると、再度集まって閉会の挨拶があります。
ここで、記念写真を撮りましたが、最後が定番なのかもしれませんね。
撮影が終わればあとは撤収です。
今年は郵送しないので、まとめて車に積み込みましたが、郵送する場合はヤマトの伝票に記入して荷物を預けることになります。
以前、自分のレゴ作品を預けて送りましたが、きちと管理されているので、往復郵送でも大丈夫です。
ただ、あくまでも「なくならない」というだけで「壊れない」わけではありません。
なので、個人的には「行き」は手持ち、「帰り」は郵送がベストだと思っています。
あとは、知人たちと打ち上げをするだけです!

余談ですが、車で会場に行くのなら近くに有料駐車場(1日600円)の利用がオススメです。
三宮などに行くと夜だけで1200円とか、ヘタしたら2000円くらい取られるので、置きっ放しにするのもアリかとは思いますよ!

個人展示ブース

1年目は「秋長さちこさん」らと「炎の文化系TV」ブースに相乗り。
2年目は「スチームパンク」作品を身体に装備して展示(?)。
……と、個人ブースは用意していなかったのですが、今回は思い切って個人ブースを構えてみました。
目的は「ビルダーバイブル」に掲載した作品を生で見せるという企画です。
先日のポストでも紹介したレゴの作品群を持ち込みました。

JBF展示ブース

ただ、問題点としては、個人ブースとフリマブースが離れてしまったため、まったく往来が出来ずに「展示しっぱなし」という状況です。
本来であれば「展示した作品見ていただき、立ち止まってくれた方とお話する」というのが楽しみのはずですが、まったく体験できませんでした(苦笑)
作品を展示する以上は、やはり感想などは聞きたいので、次回は解決したいです。

なお、ブースに人がついていなくて「セキュリティ的にどうなのか?」という問題ですが、幸い自分が所属するレゴユーザーズグループ「サクラグ」内で「まとめて」個人ブースを借りたので、誰かが見てくれているという状況でした。
個人で参加しているときの問題は「トイレに行けない」「ご飯に行けない」「展示を見に行けない」という三重苦なのですが、仲間がいることでとても救われます。
もちろん、となりのブースの方と「レゴ友になる」ってのも楽しみだと思うので、それほど悲観することもないと思います。

フリマスペース

今年は「ビルダーバイブル」を発刊したこともあり、フリマスペースも準備しました。
JBFはレゴ社のハブイベントとなったため、海外から多くの参加者がいると聞き「拙著を買って帰りたい方もいるのでは?」と思い対応した次第です。
もちろん、希望者がいれば「サイン」「記念写真」などにも対応しました。
意外とすでにお持ちの方も多くてビックリしましたが、プレゼントを含めて必要な方にも手渡せたと思うので満足です。
また、旧刊も少し持っていたので、販売させていただきました。
参加ビルダーさんの作例が違うので、新刊を持っていても買う価値アリだと思います。

JBFフリマスペース

また、本だけでなく画像のように廃盤レゴ商品も多数持ち込みました。
現在、自宅のレゴ置き場が圧迫されており、手持ちの商品を1/3にしたい点という計画を実行中なのです。
売ってみた感想としては「レゴの大箱は売れない」ということです。
小さなセットは定価+多少のプレ値で引き取ってくれるのですが、大箱となると「なぜか定価以下」でも買ってくれません(苦笑)
ひとつには「地元の人か、または車で来てないと持って帰れない」というもあると思います。
いずれにせよ次回は大箱は持っていくのを止めようと思います。
たぶん、素直にヤフオクで売ったほうが、お金になります(笑)
ちなみに、バイオニクル商品は大箱中箱に関わらず廃盤商品でも「定価以下」でしか売れないイメージですね(苦笑)

フリマスペースの問題点は「本気で席を離れられない」ということです。
僕は「サクラグ」メンバー二人と参加したので「よろしく!」って感じで抜けられましたが、会計までお願いするわけにはいきません。
同人誌くらいであれば問題ないと思いますが、売り物によっては仲間と参加しないと厳しいだろうなぁと思います。

グループ展示

1年目は「神戸の街」、2年目は「クラッシックスペース」と、サクラグのグループ展示に参加してきました。
3年目の今回は「ミリタリー卓」と「サクラグの森」に参戦です。
グループ展示の楽しいところは、一人では無理な大型の作品をつくれることと、一緒につくった人と仲良くなれることです。

そして、実はもう一つ利点があります。
それは、参加者なので一般人とは違った写真を撮ることもできるのです。たとえば、ミリ卓用につくった「シャーマン戦車」を「サクラグの森」に進軍してみたり。

レゴシャーマン戦車

また、バックヤードからカッコイイ写真を撮ってみたり。
(画像はわざと白黒にしてみました)
こんなことができるのも、いわゆる「中の人」だからでしょう。

レゴ空撮

しかし、グループ展示である以上、足並みを揃える必要もありますので、個人での動きは制限されてしまいます。
展示の管理はシフトで回ってきますし、場合によっては思っていたのとは違う展示のされ方をしてしまうかもしれません。
いずれにせよ、グループ展示参加はとても楽しいですが、責任も伴いますね。

パーティー参加

JBFでは1日目の夜に参加者のためのパーティが開かれます。
これはビルダー同士の交流の場でだけでなく、イベントなども開かれます。
今年は、直江さんについての挨拶を頼まれており、しかも日本語と英語で言われたので柄にもなく緊張しました。
でも、僕の発音では聞き取れない可能性も考え、英語パートをKラグのエドウィンに任せて何とか一段落です。
交流会の場には、ニンジャゴーやネックスナイツのデザインをしたレゴ社に所属する日本人デザイナーの鈴木さんが参加されていたので、記念写真をお願いしました。
しかも「スピン術を使っている風な写真を撮りましょう!」というムチャぶりです。
冷静に考えて、どこもスピン術してない気がするのは見逃してください。

レゴスピン術

食べ物は「寿司」などがありましたが、すぐに足りなくなってしまいました。
去年はピザとかかなり食べても余っていたので、ちょっと不思議です。
途中で追加のピザが到着しました。
また、ドリンクも最初のシャンパンは無料でしたが、追加のアルコールは有料でした。
ビールを1本有料で購入して呑んだほか、エドウィンにワインをお裾分けしてもらいまいた(アリガトー!)った感じです。

箸入れ
レゴブリッキー

余談ですが、箸袋にはスポンサー一覧が載っていて、僕の名前もあって焦りました。
イベントは機関車ミニセットの「早組コンテスト」などが行われました。
なお機関車の以外に、参加者にはBrickyくんのセットも配られました。
去年はクイズなどが行われましたが、今年は別会場でパーティの後に行われたようです。
「ようです」というのは、実はパーティの後に撤退してしまったので見てないからです。
個人的には去年までのパーティのほうが充実していたなーと思いました。

国内外ビルダーとの交流

JBFに参加された、あるいは見学に来た方との交流も楽しみのひとつです。
今年はブースを構えていたこともあり、毎年挨拶させていただく方とはスレ違いになることはありませんでした。
たとえば写真のように著名な秋長さんなどもブースに遊びに来てくれます。
決して「本をあげるから」という甘言につられて来てくれたわけではないと思います。
なお、写真はスゲー近くに写っているように見えますが、実際には遠近感の問題で離れています。
記念写真を撮るとき、必要以上に近づいてよいわけではありません(念のため)。

レゴ秋長さちこ

そういえば、著名なCKさんも本を買いに来てくれたので1冊プレゼントしたことろ、CKさんの著書をお礼にいただきました!!
もちろんサイン入りでございます。
内容は香港の昔の風景をレゴのジオラマにしています。
実は欲しかった本なのですが、台湾では売っていなかったので入手できませんでした。
なので、凄く嬉しいです!!

レゴ本香港
レゴ本香港サイン入り

海外の方もお土産のセットなどを持ってきてくれました。
写真のセットやたくさんのポストカードなど、記念になるものがたくさんあります。
なかには、サイン入りのポストカードをいただくこともあります!
ポストカードや名刺などは各個人ブースやグループ展示ブースで配られています。
ミリタリー卓ではパンフレットが配られていました。
また、tamotsuさんからはステッカーをいただきました!
僕も、個人ブースにポストカードを置いておきましたが、気づいたらなくなっていました。
ホントは去年配るためにつくって持ち歩いたのですが、全然なくならず枕で涙を塗らしましたが、やはり置いておかないと難しいようです。
個人的には、名刺かポストカードはつくっておいたほうが、個人展示は盛りあがると思います。

レゴ土産
レゴミリタリーパンフ
レゴポストカード
レゴキリトの剣
自分のブースでないところでは、ビルダーさんたちの作品を見ながら談笑できるほか、作品に触らせて貰えたりもします。
レゴの組み方とか聞く大チャンスですよ!
TOP画像にも使っていますが、ペイさんのレゴ製「キリトの剣」(SAO)などは、いじくりまくりです。
二刀流にしないとキリトっぽくない気もしますが、そこはソレとして持ったり着けて遊べるアイテムはオススメです。

お買い物

JBFは物欲も満たしてくれます。
まずは同人誌系が入手できるのも嬉しいところです。
見入手だったg/aさんの本2冊のほか、毎回購入している列車報をゲットです。

グラさん本
レゴ列車報

オリジナルのセットは、ワンフェスと違ってあまり見かけなかったのですが、トイフォースさんのロボとトカゲセットはゲットです。
正確には、僕の売り物とトレードした気もします(笑)
ほかにも商品セットの出物をひとつと、大量のミニフィグを入手しました。
マーベルの版権モノなどを入手できてよかったです。
かなり売れていたようなので、来年は僕も売ろうかなと思いました。

レゴミニフィグ
レゴトイフォースセット

まとめ

結論から言えば、見学するよりも参加したほうが10倍は楽しいと思います。
しかし、展示分散は危険でもあります。
グループ展示+個人展示(できれば個人卓はラグなどの団体参加)
個人展示+フリマ展示(机を横に並べられます)
など、うまくまとめて展示するのがオススメです。
そして2日間でられないなら初日がベストです!

ただ見学だけだからツマラナイということもありません。
行かないよりも行ったほうがいいと思います。
お金はかかるかも知れませんが、経験はプライスレスですよ!
ただ、お金を理由に「深夜バス」とかは、個人的には止めたほうがいいと思います。
若いかたはダイジョブかもしれませんが、疲れたら楽しめませんからね!

ちなみに僕は今回車で行きました。
深夜バスより体力を失いそうですが、時間をかけて行ったのでそうでもありません。
実は、木曜早朝(午前3時くらい)に家を出て車中泊しつつ、なぜか途中伏見稲荷などを見学してから行きました。
JBF参加が目的ではありますが、旅としての移動も楽しむのもアリではないでしょうか。
特に建物系のビルダーであれば、関西圏の本物を見るチャンスが転がっていますよ。
なお、帰りはレゴランドディスカバリー大阪(のPicABrick)に寄り道し、そのあと安土城址や彦根城を見て帰りました。
気のせいか1週間くらいいなかった気がします(笑)

ただ、東京(関東圏)から車ってのは、1日だと無理ではありませんが体力は必要です。
なのでオススメか?……と聞かれると「YES」とは答えにくいですが、たまにはそんな旅もいいのでは?……程度です。
少なくても、荷物を大量に持っていってもダイジョブって安心感はあります。
なお、展示作品の紹介は次回の予定となります。

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